細菌が死滅するということですが、人体への影響は大丈夫でしょうか?

銀イオンが細菌には有害で人体にはまったく無害であるということではありません。体の大きさに対する摂取量と、接触する時間(継続的に摂取するかどうか)によって、その生物に対する影響が異なると考えられます。人間よりも極端に小さい細菌やウイルスにとっては、低濃度でもそれらの生命に脅威となるほど影響が大きいといえます。
米国水質基準では、0.1PPMの銀の含まれた飲料水を毎日2L、70年間飲み続けても人体には問題ないとされています。飲料として銀イオンの含まれた水を飲んだ場合には、胃酸中の塩化物イオン(CL-)と反応して、不溶性のAgCLとなり、体外に排出され人体には吸収されません。